映画「とな怪」菅田将暉&土屋太鳳、清掃したり出迎えたり劇場スタッフのお仕事体験

映画「となりの怪物くん」初日舞台挨拶の様子。左から速水もこみち、池田エライザ、古川雄輝、菅田将暉、土屋太鳳、山田裕貴、浜辺美波。

ろびこ原作による実写映画「となりの怪物くん」の初日舞台挨拶が、本日4月27日に東京・TOHOシネマズ日比谷に開催された。

「となりの怪物くん」は、勉強第一の優等生・水谷雫と、周囲から“怪物”と恐れられる問題児・吉田春を軸に描いた青春学園ラブコメディ。イベントには吉田春役の菅田将暉、水谷雫役の土屋太鳳、吉田優山役の古川雄輝、山口賢二役の山田裕貴、夏目あさ子役の池田エライザ、大島千づる役の浜辺美波、三沢満善役の速水もこみち、月川翔監督が登壇した。

イベント前に清掃やアナウンス、観客の出迎えなど劇場スタッフの仕事を体験した菅田。「この前イベントに出たときに『負けたらなんでもやってやる』と宣言した対決に負けて……」と経緯を明かしたあと、「劇場にお世話になりっぱなしなので、感謝の意味を込めてやらせていただきました。みんなポップコーンとかこぼさないでね? けっこう大変なんだから!」と冗談交じりに観客に呼びかける。菅田とともに体験した土屋は「映画館には映画の神様がいる感じがするから、恩返しができた気がしてうれしかったです」と感慨深げに話した。

ここから、本作のストーリーにちなんで登壇者たちが“初めてやってみたいこと”を発表することに。菅田は「海外旅行を1人でしたい!!」と書かれたフリップを見せ、「なぜか僕の周りでインドへ1人旅に行ったやつが3人いて、みんな『いいものもらってきた』と言うんです。ぜひ行ってみたいな」と理由を述べる。土屋は“ホームパーティ”を挙げ、「『MOCO’Sキッチン』を参考にしながら、大皿料理を作りたいと思います」と目を輝かせながらコメント。すると速水は身を乗り出しながら「これは俺が出張で行くしかないですね!」とアピールする。古川が「ケーキバイキングに行きたい」とロールケーキ好きを明かした際には、速水は「作りましょうか?」とすかさず声をかけ観客の笑いを誘った。

同じ質問に、山田は「地球の重力を感じたい。皆さん地球を感じてます?」とファンに問いかけながら“スカイダイビング”と回答。池田は流鏑馬(やぶさめ)への憧れを語りながら、「やれるところがあったら教えてください!」と情報を求める。浜辺は「昼休みに全力でバレーボールがしたい!」と弾けんばかりの笑顔を見せた。

最後、土屋は「(本作を)たくさんの方々に受け取っていただきたいです。末長く愛してください」と挨拶。菅田は「今日スタッフとして皆さんを出迎えてたら、1人で来てくれる人もいっぱいいて。『ああ。最初、春たちも1人だったよなあ』なんてことを思ってました。映画をまだ観てない人も、1人であることを臆せず観にきてもらえたらいいなと思います」と述べ、イベントは幕を閉じた。

(c)2018「となりの怪物くん」製作委員会 (c)ろびこ/講談社